トビタテ留学プログラムでの日本人学生との交流を振り返って

トビタテ留学プログラムにメンターとして参加したことはとてもやりがいのある経験でした。私は2回のセッションを通して、異文化学習を通して視野を広げようとする意欲的な日本の学生と関わる機会に恵まれました。

IT起業家として、私はいつもイノベーションの大切さを評価してきました。それはテクノロジーについてだけでなく、私たちがどのように異なる文化を超えてつながり、学び合うかということに関してもです。トビタテ留学プログラムの生徒と話すことで、私は異文化交流の計り知れない力を思い知りました。私たちは自分のコンフォートゾーンから一歩踏み出すことの大切さについてや、新しい人々との出会いが想像を超える機会やアイディアに導いてくれることについて語り合いました。

情熱と好奇心に溢れた生徒たちは、起業家として駆け出したばかりの私自身を思い出させてくれました。私たちはテクノロジーが文化と繋がった時に、どの様に個人的、社会的成長を促進する事ができるかについて探りました。彼らが留学を通して学んだことを活かし、所属するコミュニティにポジティブな影響を与える方法をすでに考えている姿を見るのはとても刺激的でした。

私の心に一番響いたのは彼らの新たな挑戦を厭わない彼らの姿です。それがヨーロッパでの異なるビジネスプランを学ぶことであっても、多様なソーシャルダイナミクスを理解することであっても、生徒達は彼らは学べるだけ学び尽くそうとしていました。彼らからの質問はとても深く考えられており、学ぶだけでなく学びを活かしたいという願望を映し出していました。

これらのセッションはただのディスカッションではなく、アイディアと願望についての意見交換の場でした。私は各セッション後、彼らの決意とエネルギーにとても元気付けられました。トビタテ留学プログラムは本当の意味で国際的学びの精神を具現化しており、私はトビタテに参加した学生達がこれから日本国内外で素晴らしいことを成し遂げるだろう、と自信を持っていう事ができます。

自分の経験を彼らに共有する事ができたこと、そして変化を起こそうとしている未来のリーダー達と直接関われたことをとても光栄に思います。彼らがヨーロッパでの経験をどの様に活かしし、更なる変化や革新を起こしていくのかをとても楽しみにしています。


訳:米山ちはる

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