セルフラブ、完璧ではないことって芸術

「Aku tak sempurna, tak perlu sempurna. Akan kurayakan apa adannya」は、ユラ・ユニタというインドネシアの歌手のある歌詞です。この歌詞を日本語に訳すと、「私は完璧じゃない。完璧である必要はない。私は私であることを祝福する」という意味になります。
私はウェルビーイングとメンタルヘルスを知るまで、健康とは身体的なものだけだと思っていました。実際は、それ以上のものです。まだ4、5歳だった私に、自分を愛する方法を教えてくれる人は誰もいませんでした。13歳か14歳のとき、人生を終わらせようとした若者や青年のニュースをたくさん目にしました。このような状況を見て、私は「自己愛=セルフラブ」が私たちの幸福に大きな役割を果たすことに気づきましたが、私の国では一般的な話題ではありませんでした。どこかタブー視されていたのです。

13歳のとき、ピンタレストのボードである言葉が目にとまりました。これが私の人生のモットーとなります。「自分のためだけでなく、他の人にも道を示すために輝きたい」。人にいい影響を与えたいという気持ちを持つことで、「メンタルヘルス」と私のこの人生のモットーの間に赤い糸を見つけることを夢見るようになりました。この夢を現実にするために、私は最適な場を見つけようとしました。2020年、私はインドネシアの若者たちが主導する、メンタルヘルス問題に焦点を当てたコミュニティ・プラットフォーム、Self Love Warrior Indonesiaを見つけました。チームと私は、デジタルメディアや対面でのワークショップを通じて、メンタルヘルスに対する意識を広めるための多くの活動を行っていきました。その他にも、「Paradigma Remaja 」という地域コミュニティを立ち上げ、私の住む街の農村地域周辺の子どもたちのためにも、同様のコミュニティ・サービスを行いました。私たちの活動を通して、子どもたちが幸福感を大切にし、幸せと笑いに満ちた子ども時代を楽しんでほしいと何より願っています。
いつの日か、私は児童書を出版することで、メンタルヘルス問題の啓発という私自身の情熱と、子供たちの幸せやウェルビーング、両方を実現するつもりです。若者のアーティストとコラボして、最高に楽しい方法で自己愛を教える本を作りたいと思っています。

この絵本は、子どもたちに親しみやすい内容で、私の国だけでなく、世界のすべての子どもたちが早い時期から親しめるものにきっとなることでしょうか。いつの日か、これが単なる私の言葉ではなく、現実になる日がきっと来ることを夢見て。

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