私の夢は、すべての女性が自分の体に自信を持って幸せになっている 姿を、すべての女性が自分の肌で自由を感じているのを目の当たりにすることです。
身体的なイメージは、この世界で論争の的の一つとなっています。なぜでしょうか? 若い世代の間では SNS によって、世の中はどのような体を「完璧」と考えているかということに大きな影響を受けてきました。 多くの女性たちは社会によってつくり出された標準的な身体イメージの ために、自分たちが劣っているかのように感じています。自分自身を受け 入れることが難しいのです。
身体イメージは鬱や不安、摂食障害などのメンタル・ヘルスの問題を 起こすリスクを高めてきました。オックスフォード大学出版の研究によ ると、未成年および成人女性は男性よりも体重や外見に満足していないことが多いとのこと。これは世界の自殺件数の増加にも関係しているようです。 ボツワナでは、ぽっちゃりした女性の方が好ましいという文化的な基 準があります。この基準にどっぷりはまった同年代に囲まれていると、成人してスリムな女性でいることは困難が伴うことでした。つまり、私 はたくさん食べて体重を増やす必要があると、常に感じていたのです。 摂食障害になり、健康的に食べることが苦痛でした。このとき、母が私 の大きな支えになってくれました。母は私に、十分な量だけ食べるように 勧めてくれましたので、数年後に回復すると、自分をありのまま受け入れ、 自信を持つことを学べていました。
人はありのまま自分を愛するべきです。私は今、Blissful Flaws(幸 せな欠点)と呼ばれる団体の設立に取り組み、成年および未成年女性の 身体イメージの問題を小さくしようとしています。自分の体はそのままで完璧なので変える必要はないのだと、女性に認識してもらうことを目指 します。さまざまな体形の女性たちに SNS を通して接触し、彼らに、あ りのままでどれほど美しいかを知ってもらいたいと思っています。さらに、 キャンペーンを行って認識を広め、異なった経歴を持つ女性たちにインタビューを行い、彼女たちの話を聞き、美容関係の会社と一緒に身体イメー ジに関するプロジェクトを行いたいです。
私は二つの魔法の言葉を信じています。それは「受け入れること」と「感 謝すること」です。私たち女性は自らの体を受け入れ、その美しさに感 謝することを学ばなければなりません。自信と幸福は満足した生活を送る上で大事な要素です。すべては内面から、自己肯定から始まります。私 は、ありのまま自分を愛することの大切さを伝え続けていきたいです。