「留学って、やっぱりいいな。」〜トビタテ×World Road事後研修レポート(前編)〜

先日、「トビタテ!留学×World Road」の事後研修に スタッフとして参加してきました!加藤花蓮です。今回はその感想や、参加した学生・ドリーマーの声を前編・後編に分けてお届けしたいと思います。

はじめに

「トビタテ!留学×World Road」の事後研修は、留学から帰国した学生たちが 自分の経験を言語化し、夢をさらにブラッシュアップする場。そして、世界中で活躍するサステナブルリーダー、通称”ドリーマー”たちがメンター↔︎メンティーとなってつながり、フィードバックをもらえる貴重な機会でもあります。

メンターとなった、海外のドリーマーは、スロバキア、パキスタン、ブルキナファソ、シンガポール、ブルガリア、インドネシア、ギリシャの合計7か国から参加がありました。それぞれ、社会起業家、イントレプレナー、国際機関職員など、様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まりました。

今回の研修には全国から約30名の学生が参加しました!みんな、ダイバーシティやSTEAMなど、それぞれの興味・関心をもとにチームを組み、熱い想いを語り合いました。

セッションでは、まずドリーマーたちが自己紹介をします。その後、学生たちが 「自分の夢」や「留学で得た経験」 を英語で語ります。そして、ドリーマーからのフィードバックを受けて、さらに夢をブラッシュアップします!

セッション中は部屋の外から笑い声が聞こえてきたり、真剣な眼差しで話を聞く姿があったり… この場でしか生まれないエネルギーに溢れた時間でした!

では、実際に参加した ドリーマーや学生たちは何を感じたのか? 次のセクションで、その声をお届けします!✨

ドリーマーの声

ギリシャのドリーマー: パノスさん

Tobitate mentoring sessions. Tobitate students at the right side and the mentor, Panourgias Papaioannou on the left side.

​(パノスさんのドリームストーリーはこちら[LINK])

トビタテ留学団体のメンターとして、多くの意欲的な日本の学生たちと関わる機会をいただきました。彼らは留学という挑戦を通して、自分の夢や目標について深く向き合い、実現に向けて主体的に動き出していました。留学前後の彼らを見ていると、英語力だけでなく、異文化理解や社会性、表現力の面でも目を見張るような成長が感じられました。

セッションでは、自分の夢をどう実現していくかを具体的に語ってくれました。トビタテの参加者たちは、日本の経済や文化に新しい風を吹き込む存在だと思っています。世界各地で得た知識や経験を日本にもたらし、“アンバサダー”として大きな価値を生み出しているのです。だからこそ、これからも学生たちが世界へと羽ばたく機会を応援していきたいと思っています。

進学、起業、新たなプロダクトの開発——。 彼らはどの道を選んでも、自分の可能性を信じて一歩を踏み出せる力を手にしています。海外で築いたネットワークや、「コンフォートゾーンを抜ける」経験は、これからの人生に大きな意味をもたらすはずです。メンターとしてこのプログラムに関われたことは、私自身にとっても大きな学びでした。日本の明るい未来を担う若者たちの声に耳を傾け、彼らの夢の実現をサポートできたことを心から嬉しく思います。


これからも、こうしたつながりを大切にしていきたいです。人生のあらゆるステージにおいて、つながりは大きな力になると信じています。

スロヴァキアのドリーマー: アンドレアさん

(アンドレアさんのドリームストーリーはこちら[LINK])

トビタテのメンターとしてこの3年間関わらせていただいたことは、私にとって本当に素晴らしい経験でした。 夢を実現するために、視野を広げ、学び、成長しようと海外に飛び出す…そんな学生たちと出会えたことは、私の人生の中でも特別な出会いです。

多くの学生が、人生で初めての海外にチャレンジします。新しい環境、新しい友人、そして何より自分自身の成長が待っている。楽しいことやポジティブな瞬間もたくさんあるけれど、それと同時に、孤独やホームシック、言葉の壁、文化の違い… さまざまな壁に直面することもあります。私自身も異なる国で暮らした経験があるからこそ、彼らの気持ちに深く共感します。だからこそ、そうした経験がトビタテの冒険の一番大きな意味なのだと、いつも感じています。

実際に帰国後に学生たちとコーヒーを飲みながら話す時間は、私にとってかけがえのないひとときです。どんな「気づき」があったのか、どんな挑戦をどう乗り越えたのか、彼らのストーリーを聞くたびに胸が熱くなります。

知らない場所に飛び込むこと、自分をさらけ出すことは、確実に人を変えます。それは、新しい視点をくれて、新しいアイデアをくれて、人生を変える力を持っています。

私はメンターとして、学生たちがただ「夢」を語るだけでなく、その中にある不安や葛藤も安心して話せるような“安心できる空間”をつくることを大切にしています。夢って、最初からはっきりしていなくてもいい。大事なのは、まず一歩踏み出してみること、そしてその旅の中で夢を育てていくこと。自分の心を開いて、この未知の体験を全力で味わえば味わうほど、留学の持つ力は何倍にも広がっていきます。本当の意味での「成長」は、そこから生まれると私は信じています。

私たちが望む未来をつくるためには、まず「それを思い描くこと」が必要です。それが「夢を見ること」の本質だと思います。これまでメンターとして関わらせてもらったすべてのドリーマーを心から誇りに思いますし、これからも彼らの旅がどこへ向かっていくのかを楽しみにしています。

そしてこの素晴らしい機会を学生たちに届け、私たちメンターにもその旅の一部にならせてくれたトビタテとWorld Dream Projectの皆さんに、心から感謝しています。

後編へ続く…

トビタテ留学についてはこちらから![LINK]

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