私がこの大陸に夢を持ち始めたのは、2016年にアフリカ連合の奨学金を 獲得してカメルーンに留学したときでした。私は研修後に夢を追求するこ とを決めました。私たちの大陸のために、晴れやかな教育と明るい未来を保証するために。
私の夢見るアフリカでは、柔軟な為替レートを持つ自律的な金融政策を採り、どの通貨とも自由に取引ができます。重工業によって、主要輸出品 である原材料資源を完成品にまで仕上げます。このためには、政治と経済成長の間には密接な関係があるので、強力な機関の確立が必要です。 私の夢見るアフリカでは、すべての国々をつなぐ道路が整備され、アフリカ連合の加盟国間が自由貿易圏となり、大陸が高度に統合されています。 統合は、もはやイデオロギーではなく現実となっているのです。
私の夢見るアフリカからは飢餓、貧困、栄養失調が一掃され、貧困レベ ル以下で生活する人は 1 人もいません。社会的な責任のある研究やプログ ラムのおかげで、誰もが幸せを強く求めることができます。普遍的なヘル スケアを備え、人道的な価値観を中心とした国として、アフリカは世界の 他の国々に希望を与えるでしょう。
私が夢見るアフリカでは、すべての基礎教育の核となる文化的価値観を 持つ汎パ ン アフリカ主義の理想を追求しています。子どもたちの指導者や監督 者を養成することから始めると、低学年のうちから、こうしたことを教育のカリキュラムに組み込んでいけるでしょう。大学は先進国の大学と肩を 並べるレベルとなるでしょう。
私の夢見るアフリカは近い将来、完全な主権を確立し、独自の決定を下 すことができるようになるでしょう。
それはコンプレックスの数々から解放されたアフリカです。クオリティ・ オブ・ライフ(生活の質)を人々に確保しながら、そのアイデンティティ を維持することができるアフリカ。これこそ私の夢見るアフリカです。