私の夢はシンプルでピースフルですよ。
私は現在ロースクールに通っているのですが、まず 10 年後にはジンバ ブエの農村部(できればアフリカ全土)で弁護士として活動したいと考え ています。ジェンダーに基づく暴力事件が、地方の農村の伝統的な裁判で はなく、国の法廷で審理されるように後押ししたいのです。そして、暴力 の被害者のために心理療法やシェルターを提供する組織を開くことも計画 しています。
ジンバブエの農村部では、「男性は稼ぎ頭、女性は子育てや家事をする 人である」と女性には教えられています。私も個人的に、こうした言動が いかに女性を徐々に弱らせ、男性依存のサイクルを生み出し、さらに若い世代へと受け継がれるのかを目の当たりにしてきました。私の目標はこの サイクルを断ち切り、女性が自分の足で立ち上がれるように促していくこ とです。
私が構想しているシェルターでは、裁縫、ガーデニング、木工、パンづ くりといった職業訓練を夜間学校で受けながら、識字率の向上を目指しま す。こうしたスキルは農村部で役立ち、コミュニティ開発のためのお金を生み出すことになります。例えば、地元の学校の制服を縫製したり、ガー デニングプロジェクトで採れた新鮮な野菜を地元のお店に提供したり。焼 いたパンをコミュニティで販売したり、助けを必要としている人に大工仕 事を提供したりすることもできます。経済的地位で言うと、ジンバブエは赤ちゃんがハイハイを始めたようなものだから、政府による大規模な資 金援助を期待するのは非現実的。女性たちがコミュニティのための資金を 生み出しながら、男性依存のサイクルを断ち切らないといけません。
私の夢は人権教育や新しいビジネスの機会を通じて、アフリカの農村地 域と、そこに住む女性たちの生活を変革することです。この夢が、平等な 未来に向けて私のモチベーションを高め続けています。私は女性のエンパワーメントと男女平等に情熱を抱くフェミニストとして、人生の再出発を 望む女性の声と力を支える柱になりたいです。